マイコンを使ったマシンを作ってみたいと思い、ネットで調べてみて
はじめてCNCフライス盤なるものを知りました。
難しそうなので自作は無理かなと思いましたが、自作で結構作っている人が
いた為、思い切ってチャレンジしてみました。
その為には基本を知らねば無理と思った為、これまたネットを参考にして1か月程
勉強して作ることにしました。
CNCフライス盤を動かすにはいろいろな無料のアプリケーションソフトを
ダウンロード&インストールしなければならず、更に使い方も把握しなければ
ならず、なかなか大変でした。
実験的にCNCフライス盤を作ってみました。
土 台
各ステップごとの完成したマシン
ステップ(1) トリマー
最初は、スピンドルモーターとしてトリマーを使いました
ホルダーは、ブリキ版を加工しました
手始めに表札を作ります
材料は100均で調達し、木部表面は黒褐色のニスを塗り、削り取ることにしました。
氏名はボカシてあります
透明の塩ビ系の板と表札板の間を浮かせる為、電工用スリーブにビスを通して止めました。
ステップ(2) 卓上ボール盤
スピンドルとして、トリマーを使いましたが音が甲高く、やかましすぎるので
トリマーをはずし、改造することにしました。
今度は、古くなった小型の卓上ボール盤をバラシ、改造して
スピンドルとして使うことにしました。
改造の為、マジックで印を付け、グラインダーでカットして加工していきます
しるし通りにカットしました!
組み立てます。
市販の長ネジを利用しました。
長ネジをカップリングにジョイント
長ネジをカップリングで、ステッピングモーターとジョイントします。
組み立て完了!です。
発泡スチロールに印字してテストします。
わかりにくいので黒マジックでなぞってみました。
上手い具合に動作しました。❗😁
おかげで、音はかなり静かになり、よしよしです!
しかし残念ながら、テストは成功しましたが、100均で調達した木板でテスト中に
モーターが焼き切れ仕方なく再度改造することになりました。
ステップ(3) スピンドルモーター
結局アマゾンで専用スピンドルと、DC変換電源、スピードコントローラ他部品を購入!
再度改造することになりました。
正規のスピンドルモーターを使うと、音も静かになり、長時間使用できる様になりました。
それぞれのパーツを結線した状態です。
回転数を上げるコントロール部分は、ブリキ版で作りました。
パソコンソフトで操作すれば、連動して動作してくれます。
字を書く事もできます。
作 品
コースター を作ってみました。材料は、100均です。
マシンで円に削りとり、印字した物を貼り合わせて作りました
表札 をステップ 1 で作りました。
( マシンカバー )
写真の様にビニールシート、(L型、平版)アルミ、他の部品で作りました。
作業中 カバーをかけることにより、ホコリが飛び散るのを防ぎ、音の軽減に役立ちます。
初めてのチャレンジですが、精密さにおいては、何回も同じパターンを
繰り返すと、すこしづつ誤差がでてきます。
原因は、動作中におけるドリルへの負荷がかかり、ずれが生じる。
部品の強度に対して、本体のサイズが大きく歪みが生じたのかもしれません!
今回の教訓を生かし次回にチャレンジしたいと思います。
以上です!
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