
市販の玄関網戸を長年使用して、色々手直しして使っていましたが、 網戸の
下の隙間からゴキブリ、くも等が、入ってくるのが分かり!
新しく玄関網戸を作って、下の隙間をなくそうと思いたち!
まだ使えるのですが、思い切ってバラシ、手作りすることにしました。
材料は、軽天、端材、100均等を使用しました。
(プロローグ)
ご覧の様にロール式の玄関網戸を長年に渡って、取っ手、レール、支柱の加工等、補修しながら
使っていました。
この時期になると、毎年! ゴキブリ、大型のクモがどこからとなく 出現!
原因がわからないまま、放置していましたが、夜にゴキブリが侵入してくるのを発見!
すぐさま、DIYスピリットに火が付きました。

網も ヨレヨレ状態 です。

風が吹くと、ビラビラしてます。😅
(撤去 & 清掃)
早速、古い玄関網戸を撤去!

まずは、レールを取り外した後の、接着テープの汚れを除去!
(ドア 上敷き版、下敷き板 作成)
ここからドアの下敷き板を、コの字型の端材を利用して、加工していきます。
必要な長さに、カットします。

コの字型の片側の端を、グラインダーで切除! L型にして、下敷き板を 加工します。

もちろん、ヤスリでバリを取り、きれいに仕上げます。

加工できた下敷き板の裏側に、強力両面テープを貼り付けます。

直にタイルに、下敷き板を取り付けます。

ここで、古い玄関網戸の端材を利用して、L型の下敷き板に端材をかぶし、安全カバーと
しました。
うまい具合に、溝のサイズがピッタリでした。


古い玄関網戸を取り付けていた、補助板を取り外し、新しく取り付けるドアの
上敷き版を加工していきます。

L型アルミを必要な長さにカットして、ドリルで4mmの穴を開けました。

加工した上敷き版を、玄関サッシにドリルで穴を開け、鉄板ビスで止めます。

(ドア本体作成)
玄関に上敷き版、下敷き板を取り付けたら、いよいよここから、ドア本体の加工をしていきます。
玄関のサイズを計り、軽天をカットして、各パーツを作っていきます。

今回使用した角スタッドとランナーは、小さいサイズを使用しました。

玄関ドアは、真ん中で折り畳み式にします。
一旦仮止めして、組み立ててみます。



ランナーを角スタッドのジョイント用にしますので、長さ10cmにカットし、リベットで止める為
の穴(3.5mm)をドリルで開けて行きます。



ランナーに穴を開けたら、角スタッドをつないでその状態で、角スタッドに穴を開けていきます。

穴を開けたら、2カ所程端からリベットで止めて、一旦固定させて、ずれないようにしてから、
後からドリルで穴を開けていきます。
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リベットの打ち込みに役立つ!
軽天作品集(総集編!)に掲載している便利商品です、良ければ覗いてみて下さい!
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後は、リベッターでリベットを打ち込んでいきます。




手動式リベッターで、リベットを多数打っていると手が痛く、握力も落ちてきます、かと言って、軽天ビスで打つと緩んできます。※条件によります!
やはり、ジョイント用には、リベット(アルミでサビにくい)ですね!💪

リベットを打ち終えたら、2つのドアを真ん中3カ所で丁番でつなぎ、折りたたみ出来るように
します。

最初は、1枚ドア(面積が大きい)にするつもりでしたが、靴の出し入れで目障りなので!
手間が、かかりますが、折りたたみ式の方が見た目もカッコイイので!😉


3カ所つなげたので、折り曲げてみます。


フレーム を2カ所、ランナーを加工して作った、L型ジョイント8個で、ドアに固定します。
ドアストッパーとして、小さい方のスライドラッチを、フレームとドア枠に固定します。


大きい方の丁番を3カ所、ドア止め用として端に固定します。
(ドアの本体完成)
( 仮止め )
これで、ドアの本体ができたので、玄関のドア枠に仮止めして、様子を見てみます。

外から見た感じです。

ドアの下枠が、ピッタリ下敷き板に接触して 隙間なし、これなら 虫対策 万全です!

折りたたんで、微調整してみます。

玄関枠に丁番を止める時、高さを調節したので、一発でスムーズに開け閉めができました。

うまい具合にいきました!これで弾みがつきます。❗👍

( 網を張る )
ここから、いよいよ網を張っていきます。
上記の通り順番に作業を進めて行きます。


網を端からアルミ板で抑え張って行きます。

( ワンポイントアドバイス )‼
角スタッドに網を乗せ上からアルミ板で抑え、リベットを差し込むとき、
リベッターの頭を軽く手で叩くと、穴に入ります

ここで、一旦網を全面引き伸ばし、シュミレーションしてみます。

中央の丁番を外し、ドア1枚に網を張り、アルミ板で抑え、リベットを止め 仕上げて行きます。



ドア1枚目が仕上がったら、中央を丁番で3カ所を網の上から止めて、ドア2枚目をつなぎます。

網をピンと張りながら、順番にアルミ板で抑え、リベットで止めて行きます。

リベットを取り除く方法 私がしている、手動式リベッターの場合
穴開けに使用した、同じ径のドリルで、リベットの頭から穴を開けます。
すると、ドリルにリベットの頭がまとわりつき、リベットを取り除くことが
できます。


これで、全面 網を張り終えました。

一通り網を張り終えたら、後はカッターナイフで余分な網をカットして行きます。





これで、無事に全体の余分な網をカットし終えました。

一旦、外していたスライドラッチと取っ手を取り付けます。

素晴らしい❗😁 良い感じに仕上がりました。
玄関網戸本体完成です

玄関に取り付け
後は、ドア止めを L型金具を加工(ドリルで穴を大きく開ける)して、玄関枠に止めました。

よしよし、 スムーズにスライドラッチが収まりました。❗👍

ドアの外側に取っ手を取り付けます。
これで、外側からも開け閉めができます。なんか感激です!😊


スムーズに開閉できます。

部品の詳細です。

網を途中カット無で、1枚物を張っている為、弾力が働き折り曲げても、元に戻ります。
そこで、2種類のストッパーを作りました。
夏季用と他季用です、夏季用はL型アルミに穴を開け、2本の4㎜のビスを通しナットでしめた物を
作りました。

夏季用(差し込みストッパ)は、角スタッドに穴を開け、ストッパーを差し込みドアが開くのを
防ぎます。※ お手軽です

他季用(かぶせストッパー)は、端材であるランナー( 幅6.7cm 高さ4.5cm)を上から、
かぶせました。※ ほぼピッタリ折りたためます

( 完成 )
もう一度、全体の仕上がりを見てみましょう

ドア止め用スライドラッチ と 折り曲げ防止用スライドラッチ


夏季中は、差し込みストッパーを使えば簡単です。

網戸を使用しない季節は、被せストッパーで止めればスッキリします。

以上で完成です。

毎年この時期になると、ゴキブリ、クモが家の中をはえずるのが全然見えなくなり、虫対策と ストッパー(スライドラッチ)も取り付けたので防犯対策にもなり、安心感があります。
毎回そうですが、DIYはいいですね~❗🤗
便利な工具
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( 使用材料 )
小型角スタッド ( 4cm × 2cm ) と それに付随する 、ランナー
アルミ板 ( 200cm×2cm )
スライドラッチ(大) 10cm × 2.5cm 1個
スライドラッチ(小) 7.5cm × 2.5cm 1個
丁番 (大)10cm × 3cm (折りたたんで) 3個
丁番 (小)1cm × 1.5cm (折りたたんで) 3個
L金具 3cm × 3cm × 1.5cm 1個
取っ手 2個
網戸用の網 一式
リベット( 穴 3.2mm 長さ 0.5~3.2mm ) 、 軽天ビス(サイズ 必要に応じて)、
強力両面テープ、 端材(バラシタ物 再利用)
( 使用道具 )
電動ドリル、 ドリルの刃( 3.5mm、4mm )、 チップソー、プラスドライバー
、カッターナイフ、 グラインダー、 ヤスリ、 手動式リベッター






