各窓の外に軒がないと不便です! 雨が降れば、直に雨が入り込んで床が
濡れる為どうしても、外に屋根が必要です。
さらに自転車置き場を兼ねて、テラス屋根を作ることにしました。
テラス屋根完成後に、ウッドデッキと両サイドに、目隠しフェンスを作ります。
( 目次 )
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軽天の種類
今回使用する、軽天の種類です!
角スタッド ( 65mm×45mm )四角形
ランナー ( 67mm×40mm )( 65ランナーと呼ぶ )コの字型
ダブルバー ( 50mm×19mm )コの字型
各パーツをサイズにカット
基本図面
長さ6mの鉄骨を3本購入(ホームセンターでカット)
支柱用鉄骨(5cm × 5cm × 320cm)2本
支柱用鉄骨(5cm × 5cm × 300cm)2本
支柱用鉄骨(5cm × 5cm × 280cm)2本
各パーツの加工
(ジョイント用平版作成)
厚み5㎜ 幅5cm 長さ5cm 穴の径6㎜のジョイント用平版を作る。
( 支柱にアイボリー塗料を塗布する。)
(各パーツの端を角度20度にカット)
端材アルミを角度20度、長さ133cmにカット
中間の支柱を作る為の材料を加工していきます。
支柱、軒(角スタッド)、突っ張り棒(角スタッド)の端を傾斜角20度にそれぞれカットして、
ジョイント用平版でビス止めして組み立てます。
※ 計る方向で角度が変わるので角度を20度と呼びます!(例えば180ー20=160度)
突っ張り棒として、75cmに角スタッドをグラインダーでカットしました。
※ 鋭角で切り取りカ所が長くなる(幅が広い)ので、チップソーでカットできませんでした。
屋根部分(長さ133cm 角スタッド)は、角スタッドの幅6,5cm 支柱(鉄骨)の幅5cmで
1,5cmの差がある為、厚み2mm 幅1,5mmのL型アルミで、支柱と屋根部分をビスで結合します。
裏側は、ジョイント平版で止めます。
この型の支柱を中間に2カ所使う為、もう一本同じように組み立てます。
支柱を立てる
( 端から順番に壁に支柱を立てていく)
( 1本目 )
組み立てた支柱を、壁に取り付けます。
支柱をうめる穴を掘り、コンクリートにアンカープラグを打ち込み、エル金具を装着する。
モルタルとエル金具で支柱を固定する。
もう一本の、短い方の支柱を立てる為、穴を掘ります。
端にあたる為、つっかえ用の支柱を立て強度を上げます!
支柱を立てる。
ジョイント平板で挟み込む様に、支柱と屋根部分を固定する。(5㎜のドリルビスで止める)
(屋根部分は、端材のアルミを使用)
ちなみに、下穴は4~4,5mmとする!
支柱の高さ(長さ)は、2つある換気口の間(上下の真ん中)を通す高さに設定、模擬で
実寸を測りテストした上で決めました。
最初の時点でしくじれば、すべてパ~!やるっきゃない!
( 2本目 )
中間の支柱を立てる穴を掘り、型枠を組みます。
コンクリートドリルで穴を開け、プラグを打ち込み、止めたエル金具に支柱を固定します。
取り付けた後、支柱が揺れるので、L型ジョイントで壁に止めるつもりでしたが、それでは
見た目が悪いので、見えない様に支柱の上部頭の傾斜部分に2カ所穴を開けてから、直に
長さ3,5cmのビス2本で壁に止めました。
揺れなくなりました。
( 3本目 )
同じく穴を掘り、型枠を組み、支柱を立ててから、支柱の上部頭を壁にビス止めします。
これで3本、完成まであと1本です!
しっかりと固定できました。
( 4本目 )
いよいよ4本目の支柱を立てます。
4本目は、1本目と同じく屋根部分(133cm)に端材アルミを利用して、鉄骨支柱に
ジョイント平版で固定します。
最後の支柱で端にあたる為、屋根部分を支える支柱をたてます。
穴を掘り、型枠を組みモルタルを流し込みます。
これで、支柱4本壁に取り付け完了です。
屋根部分のパーツの加工
(波板抑えを作る)
これで、すべての支柱が立ったので、波板抑えを作っていきます。
軽天ランナー(コの字型)を325cmにカットしたものを、真ん中に線を引き、真っ二つに
グラインダーでカットします。
2つに分離した1本を、5cm短くし320cmとします。5cmの差は、つなぎのりしろとして、
全長640cmとします。(壁の長さにあわしました)
カット後塗装します。
(波板抑えを壁に取り付け)
壁に取り付けます。(鉄板ビスで止め、壁と波板抑えの隙間をコーキングします。)
*ポイント コーキングするとき、薄めた洗剤液を手につけ指でなぞると、スムーズに接着できます。
波板抑えを取り付けたら、角スタッドで桁を作っていきます。
(桁を作る)
角スタッド 3mを2本、40cmを1本 これをつないで、6m40cm の桁を 4本 作ります。
ランナー 8cmにカットしたものを2個作り、角スタッドを挟み込みリベットを打ち、角スタッド
つなぎます。
リベットの打ち込みに役立つ!
軽天作品集(総集編!)に掲載している便利商品です、良ければ覗いてみて下さい!
裏、表、横をリベットでジョイントします。
短くカットした、角スタッドもつなぎ、長さ6m40cmにします。
ペイントを塗布します。
(ジョイント金具を作る)
桁が4本できたので、屋根に固定さす為のジョイント金具をランナーから作ります。
ランナーの真ん中を鉄鋏で切って、L型ジョイント金具を作ります。
桁の取り付け
ジョイント金具で桁を屋根に取り付けます。
桁の両サイドは 133cm にカットしたランナーをさし込み、4本をつなぎます。
桁を支える軒の先端は、角スタッドのサイズ 6,5cm × 4,5cm にランナーをカットして
塞ぎました。
(垂木を作る)
桁を取り付けたので、垂木をつくります。
ダブルバーを 133cm に必要数(数が多いので)カットして、塗布します。
垂木と波板の取り付け
垂木と垂木の間隔を23cmとし、鉄板ビスで止めました。
垂木との間隔が狭いので、波板 1尺(150cm)幅65cm を止めながらの作業となります。
波板は、しっかりと波板抑えの奥まで、差し込みます。
前面に垂木との間にダブルバーを 23cm にカットし波板止めとします。
ひたすら波板を止めていきます。
一番端です。
当初危惧した、2つの換気口の間をうまく波板を設置でき グッド! グッド!👍です。
これで、波板設置完了! 後は、雨樋を取り付けるだけです。
当初、両サイドに鎖をつけ雨樋を水平に取り付けるつもりでしたが、孫たちが鎖で遊ぶとの
危惧からとりやめ、雨樋に傾斜をつけることにしました。
本当は、雨樋を水平にして両サイドに穴を開け、雨水を流すのがいいと思います!
雨樋取り付け
まずは、水糸で傾斜を付け、端から端まで水糸にそって取り付けていきました。
取り付け金具に、雨樋を取り付けて行きます。
縦のパイプは、サドルを加工して取り付けました。
完成
雨樋取り付け完了!これでテラス屋根完成です。
見た目もキレイ、強度もガッチリ、やったね!💪
便利な工具
材料
(軽天)角スタッド、 ダブルバー、 ランナー
(鉄骨)6m×5cm×5cm(4本)、(平版鉄骨)厚み3mm×幅4cm、
(アルミ材)5cm×5cm(端材利用)、(L型鉄骨)3cm×3cm×3mm、
(L型鉄骨)5cm×5cm×3mm 8個、(L型アルミ)1.5cm×1.5cm×2mm、
鉄板ビス(多種)、 アンカーボルト、 モルタル、 コンパネ(端材利用)、 塗料、
リベット、 波板、 波板フック(4mm)又は、波板ビス、 雨樋止め金具、 雨樋一式
サドル
道具
チップソー、 電動ドリル & (各種ドリルの刃)、 振動ドリル、 グラインダー、 ヤスリ、
刷毛、 メジャー、 直角定規、 水準器、 プラスドライバー、 マジック、 電動ドラム、
脚立、 スコップ、 セメント用こて