2階のバルコニーにテラスを作ろうと思い、まずはテラス屋根を先に作ることに
しました。
1階と違い、雨、風が強い為、材質的に強度のあるものと思い、ここでも
シロアリの被害を避け、水に強い素材、結果 軽天を使用することにしました。
さて、どのような構造にするか? 強度を重視した構造!自分なりにいろいろ苦心
しました結果、この様な構造になりました。
軽天の種類
角スタッド ( 65mm×45mm )四角形
ランナー ( 67mm×40mm )( 65ランナーと呼ぶ )コの字型
ダブルバー ( 50mm×19mm )コの字型
部品の加工
角スタッドの切断は、角度的にチップソーが使えなかったので、電動ノコギリを使いました。
平版鉄骨は、チップソーでカットしました。
写真の様に角スタッドの先端が、かなり鋭角になります。
それぞれの部品をカットしていきます。
我が家の作業場は、玄関になります。😅
パーツの組み立て
ジョイント用の平版にドリルで穴を開け、ジョイント用平版で角スタッドをつないで各パーツを
組み立てていきます。(鉄板ビスを使用)
L型鉄骨を必要なサイズにカットして穴を開けます。(鉄骨に灰色のサビ止めを塗りました)
軽天に順次鉄板ビスで止めて行きます。
5組!同じ物を、組み立てます。
塗 装
各パーツにペイント塗装していきます。
パーツの取り付け
できたパーツを、軒下にテラス屋根の土台として、最初に左右2カ所に取り付ける。
( ※ 土台を止める位置に、先にビスより小さいドリルで壁に穴をあけておきます。)
2つのテラス屋根の土台を、渡し用軽天(コの字型)ランナーでつなぐ(仮止め、ビス止めしない)
残りの3つのテラス屋根の土台を壁に取り付け、ランナーでつなぎビス止めする。
屋根の基礎組み
5つの屋根の土台を壁に取り付けたら、両端に取り付ける突っ張り棒を2本作成!
壁に取り付ける為、L型鉄骨を突っ張り棒(軽天)に取り付ける。
突っ張り棒を、壁とテラス屋根の土台に左右に取り付ける。
テラス屋根の土台どうしを渡し用軽天(渡し棒)でつなぎ 固定する。
渡し棒とテラス屋根の土台を、L型鉄骨で5カ所ジョイントする。
これで、グッと強度が増しました。
桁の取り付け
テラス屋根に、桁(軽天ダブルバー)を取り付ける。
桁(ダブルバー)にビスより大きめの穴を先に開け、鉄板ビスで止めました。
波板の取り付け
端から順番に波板に穴を開け、波板を波板止めフックで桁に取り付ける。
波板の端をL型に折り曲げたブリキ版を取り付ける(波板を抑えて、横からの風を防ぐ防風用)
以上で、テラス屋根完成です。
材料
( 軽天 )角スタッド、 ダブルバー、 ランナー、 平版鉄骨(幅3cm、厚み3mm)、
L型鉄骨(幅3cm×3cm、厚み3mm)、 鉄板ビス(4mm)、 波板、 波板フック(4mm)
ブリキ版(防風用に使用)、 ペイント(水生使用)
道具
チップソー、 電動のこぎり、 電動ドリル、 ペンチ、 ヤスリ、 防塵メガネ、 手袋
プラスドライバー、 マジック、 刷毛、 水準器、 脚立、 直角定規