まずは、壁際に設置していた本棚兼陳列棚をどけて、この部屋に前々から
クローゼットが欲しい(収納スペースが少ない為)と思っていたので、今回
思いきって作ることにしました。
その際収納力アップの為、上部の空き空間に天袋も作ることにしました。
本とかネットを参考にせずに、すべて我流で作っておりますので、プロの作り方
とは違っていると思います。
( 目次 )
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壁に何もない所に天袋を作ります。
天袋を作るにあたって、L型鉄骨をベースに作っていきます。
L型鉄骨を壁に止める
まずは、上の写真の様にL型鉄骨を壁裏の(下地センサーで壁の中を探知した)木部 に
ビス止めていきます。
L型鉄骨と長方形(仕切り板)にカットしたコンパネ(厚み9mm~12mm)に穴を開け、
鉄骨と仕切り板をネジとナット(径4~5mm)で接続し、土台を作ります。
天袋の下板を張る
渡し板3枚をサイズに合わせてカットして、L型鉄骨に乗せてビス止めして固定します。
その渡し板の上にコンパネ(厚み9mm~12mm)を乗せて固定します。
天袋の下部を仕上げる
天袋の渡し板の下部に、小釘とボンドでベニヤ板(厚み2~3mm)を張り、 その上に
壁紙を張って、天袋の下部分を仕上げます。
クローゼットを組み立てる
クローゼット用の柱部分の各パーツを、サイズに合わせてカット&溝堀加工して、
ビス止め&L型金具で接続して組み立て、クローゼットの柱部分を立ち上げます。
ドア作り&内装仕上げ
ドア部分は、それぞれのパーツをカットして、溝堀加工をする。
パーツを組み合わせて、ボンド&ビスで接着し組み立てます。
出来上がったドアを丁番で、本体に接続します。
(下の写真の様にあて木をあて、取っ手の穴の間隔と同じ位置に穴を開け、
取っ手を取り付ける。)
以上で、天袋&クローゼットの本体 完成
天袋の引き戸を作る
レールを作るのにルーター等、工具を使って溝堀加工するのでしょうが、そんな技術
はありません。
そこで引き戸の天井部分のレールを、天井の長さに、土台部分1枚、レール部分4枚
カットします。
(レールの溝18mm程としました。)
(レール)
それぞれのパーツを木工用ボンドで貼り合わせレールを組み立てます。
天井部分のレールを塗装して、天井に取り付けます。(木工用ボンドで固定しました。)
引き戸の組み立て
本体の木枠は、それぞれのサイズにカットしたパーツを写真の様に溝堀加工して、
しっかりと 木と木を組み合わせて、ビスと木工用ボンドで組み立てます。
組み立てた後、戸車を取り付け、厚み2~3mm程のベニヤ板を貼り付けます。
以上の様にして引き戸を3組作ります。
引き戸の表面に壁紙をはり、引き戸の取っ手を取り付けます。
取っ手は、L型鉄骨から作ります。
L型鉄骨を(厚み3mm 幅2.5cm 長さ7cm)にカットして、
(4ケ作成) 表面を塗布して仕上げます。
クローゼットの下部は、臨時の物入れ用として使うため、目隠し用にカーテンを取り付ました。
カーテンレールの化粧用にL型のプラスチック(白)を使用
以上で完成です。