


写真の様に ”なんの囲いもなく“、1m以上の段差さらに、前には用水路が通り
非常に危険な状態です!
孫たちの為にも、早急にフェンスを作らねば、とても住める状態ではありません!
まずは、私たち年寄り夫婦でフェンス作りを始めました。
( 目次 )
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軽天の種類
今回使用する、軽天の種類です!
角スタッド ( 65mm×45mm )四角形
ランナー ( 67mm×40mm )( 65ランナーと呼ぶ )コの字型
ダブルバー ( 50mm×19mm )コの字型

( 基本図面 )

ジョイント金具加工

まずは、ランナー(コの字型)でジョイント金具を作っていきます。
ドリルで先に穴を開けてから、カットしていきます。(※ 幅4cm)
(※ この方法が、効率がいいです。)

ドリルで、穴を開けた後カットしていきます。(※ 幅4cm)

コの字型金具の真ん中で金鋏でカットして、L型のジョイント金具を作ります。

つなぎジョイント金具
角スタッドと角スタッドをつなぐ、つなぎジョイント金具を作ります。


この様に、つなぎジョイント金具で、角スタッドを3方向につなぎます。(リベットを使います)

L型鉄骨(厚み3mm × 幅3cm × 長さ6cm)をサイズにカットして、支柱を支える為に使います。
先に穴を開けてから、カットします。


サビ止めを兼ねる塗料を塗布します。( 刷毛をつかいました。)

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各パーツの加工

それぞれのジョイント部品ができたら、フェンスの本体(角スタッド、ダブルバー)を
設計どうりに、カットしていきます。
角スタッド、ダブルバー、を図面の長さに墨だししてカットします。

それぞれの部品をカットしたものです。


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仮の組み立て
仮に組み立てると、この様になります。
(※ 支柱の角スタッドは、先に塗料を塗布しました。)
格子の横幅の長さは、孫の頭サイズより小さめにして、基準としました。


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ジョイント金具の取り付け
ジョイント金具をリベットで支柱(角スタッド)に取り付けていきます。

角パーツを仮止めして成果を見てみます。

角スタッドを同士をつなぎます。


つなぎジョイント金具の両端は、折り曲げます。

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支柱用型枠
支柱をコンクリートで止める型枠を作ります。


これで現場で組み立てる準備ができました。
いよいよ現場に移動して、組み立て作業です。(家から10分程の場所です)
現場で組み立て

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① 支柱を立てる
L型金具に開けた穴に、マジックで印を付け、ポンチで軽く表面を削ります。
これは、コンクリートにドリルで穴を開ける場合、ずれるのを防ぐ為です。

開けた穴にアンカープラグを打ち込みます。


この様にしてL型金具で支柱を支えて立て、支柱と支柱を角スタッドでつないでいきます。


フェンスの仕切りは縦に4段にして、最初に下2段づつ、つないでいきます。
(重心が上部にならない様にして安定をはかる為)
支柱の頭に、つなぎジョイント金具を被せます。(雨が降った時の雨よけです!)
この時被せるだけで、止めない様にします。


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② 支柱をモルタルで固める
ここで支柱に型枠を組んで、モルタルを流し込みます。
その前に、たがねで支柱の周りをハツリます。(流し込むモルタルとコンクリートの結合を強化する為)

型枠を各支柱に設置します。

モルタルを流す前に、角スタッドに塗料を塗布しました。


すべての支柱に型枠を設置しました。

ここで型枠が組めたので、モルタルを流し込みます。




台風が近づいているので急がなければと、焦りました。😥
この状態で、台風を待ちました。内心、支柱は軽天でなく鉄骨にすればよかったかなと気をもみましたが、台風が去った後もしっかりと立っていました。😂
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③ すべての角スタッドをつなぐ
後は、上2段をつないでいきますが、つなぎジョイントと角スタッドはリベットで止めます。
基本ここまで、すべてリベットで止めました。



上2段の角スタッドがつなぎ終えたので、塗料を塗布しました。

角スタッドで骨組み完成

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④ ダブルバーの取り付け
骨組みが完成したので、柵の縦にダブルバーを6本づつ止めていきます。(鉄板ビス4本づつ)

孫の、頭のサイズより幅を狭くしました。❗


止め終えた、ダブルバーに塗料を塗布しながら作業を進めます。

2人で作業していますので、その方が作業効率がいいからです。👍

ダブルバーをドンドン取り付けていきます。

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フェンス完成
ここでフェンスの取り付けが完成したので、後はすべての型枠を外しフェンス完成です。


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裏庭の整地作業
フェンスが完成したので、ここから裏庭の整地作業を行います。
まずは、コンクリートの土台の上にブロックを並べ、仮の状態を見てみます。


隙間ができたので、サイズを合わせカットします。

仮止めで、ブロックの位置がきまれば、モルタルで止めていきます。

モルタルを流す位置をハツリます。(コンクリートとブロックの接着強度を上げる為)
今回は、飛び飛びにしました。

後から、ハツリをした部分にモルタルを流し込みました!

土盛り用枠完成

これで、土盛り用の枠ができたので、いよいよバラスを流し整地を行います。
出入口が狭いので、すべて25kgの袋詰めを手作業で運び込みました。(ホームセンターで購入)

本当に暑い中、ヒイヒイ状態でした。😣
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袋をバラシ、流し込んでいきます。

流し込んだら、トンボで平たんにならします。


後は、飛び出たビニールパイプをカットして整地完了です。

金鋸、グラインダーで、突起したパイプをカットします。

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裏庭の整地作業完成
これで、裏庭の整地完了です。


デコボコだったのがスッキリ水平に仕上がったので、物置他いろんな用途に使えます。

うっふふって感じですね!🎉
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材料
軽天(角スタッド、ダブルバー、ランナー)、 L型鉄骨、 サビ止め塗料、 リベット、
鉄板ビス、 コンパネ(厚み1.2cm)、 アンカープラグ、 モルタル、 ブロック、
バラス、
道具
電動ドリル、 電動ドラム、 チップソー、 リベッター、 プラスドライバー、 刷毛、
直角定規、 巻き尺定規、 1m定規、 金切りバサミ、 水準器、 ヤスリ、 マジック、
金槌、 たがね、 ハンマー、 ペンチ、 グラインダー、 コテ、 トンボ、 バケツ
金鋸、 ハンドスコップ、 ノコギリ
